「ことあるごとに歯を磨かせようとする」点も注目ポイントです。歯磨きの重要性が浸透し、これを指導する歯科医院が増えてきました。しかし、この歯磨き指導が実はとても難しいのです。実力がないと、有効な指導を行うのは難しいのです。
患者さんを数人集めて、歯科衛生士が一辺倒に教室を開いて教えるだけというケースも少なくはないでしょう。治療の合間の機会がある度に熱心に歯磨きを勧めて個人指導をしてくれるのと良いでしょう。
他にも「リコールがしっかりしている」というのも大事です。とりわけ歯槽膿漏では、治療終了後も大体半年に1度、呼び出して検診と歯磨き指導を行います。これをリコールと言います。
あまり収入にはならず、時間も30~60分ほど要する為、ここに関して不熱心な歯科医というのはしばしばいるようなのです。